タイトル

 いつも名古屋グランパスエイトを応援いただき、ありがとうございます。
 2月16日(土)に、熊本県営総合運動公園陸上競技場で行われた、横浜Fマリノスとの練習試合
の模様をお届けします。

最終日(2月16日)
当日の練習試合の動画(ブロードバンド向け)等が、
「くまもとさくらまち情報局」でご覧になることができます。
試合開始前には、地元のサッカー協会関係者との集合写真の撮影に各選手とも参加。今日でキャンプが最終と言うこともあり、選手たちの顔にも笑顔が伺える。
今日の練習試合の相手・横浜Fマリノスの選手たちもキャンプ終盤と言うこともあり、終始リラックスした中での試合前の練習だった。
新加入の鄭選手。藤田選手とのスナップ撮影の際には、明るい雰囲気で撮影に望んでいた。
10時5分、両チームの選手がピッチに登場すると多くのサポーターから拍手が送られた。W杯が開催される熊本の人たちにとっても、今日の試合から何名の選手が出場するのか大きな期待の中で今日の試合を見に来ているのでは、、、。
対横浜Fマリノス
キックオフ・10:00 天候・快晴 会場・熊本県営総合運動公園陸上競技場

名古屋グランパス
GK:楢崎
DF:大森・海本・古賀・中谷
MF:岡山・酒井・山口・滝澤
FW:原・ウェズレイ

横浜Fマリノス
GK:榎本
DF:ドゥトラ・中澤・松田・波戸
MF:ナザ・中村・奥・上野
FW:清水・安永

■45分:1本目

45分×3分という変則的な形での練習試合の第1本目。右から左に攻めるグランパスのキックオフで試合が始まる。

開始からマリノスが右の波戸、左のドゥトラを使って攻め込んでくると、グランパスのDF3人も積極的に詰めて、このボールを奪うという激しい展開。
4分、右からのCK。滝沢がゴール前に放り込むと、ウェズレイが頭で合わせようと飛び込むが、これは相手DFに弾かれてしまい合わせることが出来なかった。
熊本キャンプでは森山・マルセロが怪我で出遅れたこともあり、今日先発で出場の原が軽快な動きで前線のボールに仕掛けていっている。この調子で今年は先発の1人を担ってほしいところだ。
8分、マリノス・清水が左サイドを粘ってゴール前にマイナス気味のボールを折り返すと、空いたスペースに出たこのボールを移籍した奥が入っていってあわせるも、ふかしてしまい大きくゴールを越えてゆく。
【得点】9分、マリノスゴール前で、東京Vより移籍のDF中澤が処理をもたつくボールを奪うと、これにウェズレイが反応して、左サイドに切れ込みながら、相手GKを良く見ながら右隅に落ち着いて決め、先制する。(1−0)マリノスはDFの連携が今ひとつのようでもたつく場面が見受けられる。

12分、右サイドを奥が持ち込むとゴール正面の中村にパス。しかし、このボールには海本がしっかりと寄せ、中村のボールをはじき返す。
13分、右サイドをウェズレイがフリーでボールを持って上がってゆくと、強引にシュートしてゆくが、これはうまく当たらずゴール左にはずれてしまった。
15分、中谷がドリブルで相手DF陣内に持ち込むが、これはDF3人に寄せられてペナルティ内につく前に阻止されてしまった。個々までの時間帯はグランパスがほとんどのボールを支配しており、マリノスに攻撃のチャンスをほとんど与えていない状況が続いている。
18分、またも中谷が果敢にドリブルで上がってゆくと、マリノス・上野に倒されてしまう。怪我の選手が多い中で元気な中谷だが怪我だけはしないようにしてほしいものだ。
21分、マリノス・安永が中央でボールを受けると振り向きざま直接シュートを打ってくるが、これは力無くゴール左に抜けていった。
22分、滝澤が岡山とのワンツーから抜け出そうとして倒され、いい位置でのFKのチャンスを得る。ゴール正面やや左よりの、ペナルティすぐ外の位置からウェズレイが右足で直接狙ってくるが、これはボールが曲がりきらずクロスバーのわずか上に。
25分、相手ボールを奪うと山口が右サイドに展開。これを中央に折り返してきたボールをウェズレイが直接シュートするが、残念ながら相手DFに当たってしまい、ゴールにはならなかった。続く左からのDFはゴール正面にあげていったが飛び出した相手GKに直接キャッチされてしまった。
この時間帯は、前半飛ばし気味が災いしたのか、ボールの落ち着きが無く、中盤での奪い合いが続き、なかなかプレーが続かず、時に相手選手との接触から倒れる場面も目立ち、じりじりとした雰囲気の中時間が過ぎていると行った感じだ。
31分、マリノス・中村からのボールを中央で受けた清水がシュートしようとしたが、詰めたDFに気を取られたのか、このボールをミスしてしまい、決めることが出来なかった。
34分、上がってきた山口が出したボールを中谷・滝澤、戻して山口とダイレクトでつなぎながらさらにウェズレイとパスを回して行くが、DFに体を寄せられウェズレイが体勢を崩してしまい、ボールを処理できずいい展開を続けることが出来なかった。
この辺の速いボール回しから切り崩してゆくと行ったプレーが監督が替わったことでの効果の一つかもしれない。
38分、右サイドのスペースに出た長いボールにマリノス・安永が走り込んでこれを拾うが、中谷がしっかりと体を寄せ、このボールを折り返させなかった。
40分、マリノス・中村がゴール前でボールを持ち一瞬ひやりとするが、ここもDF陣がきっちりと寄せコースを阻み、前にボールを打たせることはなかった。
42分、ゴール正面で酒井がマリノス・清水を倒してしまい、危険な位置でのFKを与えてしまう。ゴールから約25m程度の距離があったが、マリノス・中村が直接ゴール右を狙ってきたが、このボールはゴール右上に大きくはずれる。ほとんど相手ゴール前に迫る場面が無くなり、マリノスのリズムの中で1本目が終了。途中、ボールを支配している場面が多かっただけに、1−0という得点は少々物足りない内容ではないかと思う。

■45分:2本目

<交代メンバー>
名古屋:楢崎→富永

エンド変わって左から右への攻撃に変わったグランパス。
マリノスはこの回大幅にメンバーを入れ替えて望んできた。前半と同じ布陣で望むグランパスとしては、疲れはあると思うが、トップの貫禄も少し見せてほしいところだ。
3分、左から原がドリブルで上がり、後ろから来た滝澤にヒールで流すと、これをゴール前の岡山に入れてゆく。しかし、一度は相手DFに阻まれ戻されてしまうが、これを酒井が奪い返し、右に上がってゆく岡山にDFの裏に走らせるボールを入れてゆくが、オフサイドをとられてしまった。
【得点】7分、岡山が右サイドをドリブルで上がると、寄せてきたDFを交わしゴール前に出来たスペースに落ち着いてボールを出すと、ここにウェズレイがしっかりと詰めこの日2点目となるゴールを決める。
9分、右からのCKのチャンス。ニアの岡山に合わせるように低いボールを滝澤が蹴っていったが相手DFに岡山の合わせたボールが当たってしまい残念ながら追加点には出来なかった。
11分、2回目から変わって入ったマリノス・木島が中央をフリーで上がってゆくと、遠目からシュートしてくるが、このボールはこれも変わって入ったが富永が正面で止める。
【得点】13分、マリノスDF陣の隙を狙って3点目を、ゴール正面から落ち着いて滝澤が決める。FWの原が積極的ないい動きをしているため、相手DFがつられる場面が目立ち、チャンスがつくれるようになった。ますます今年は原に期待したいぞ!
中盤から前線にボールを出そうとしてくるところをことごとくグランパスの中盤が阻止しているため攻め手を欠いているマリノス。そのためこの時間帯ほとんど自陣でボールを回すだけの展開になっている状況が目立つ。
23分、名古屋メンバー交代:岡山→中村、大森→石川
24分、マリノスの左からのCKはショートCKになるが、変わって入った中村がしっかりとプレスをかけ相手のミスを誘う。
【得点】25分、マリノス・久永がDFを交わしながら左に流れ、前に出ていたGK富永の頭上を抜くループシュートを左足で決め、3−1にする。
28分、マリノス左からのCK。ゴール前に速いボールを蹴ってきたが、DFが落ち着いてこれを奪い、チャンスを作らせなかった。
31分、マリノス・木島がはやいドリブルから右サイドを上がりペナルティ内に進入してこようとしたところを、古賀が倒してしまい、危ない位置でのFKとなってしまう。マリノス・田中がゴール前に放り込んでくるが、ここもDFが落ち着いてこれをクリアする。
34分、相手陣内に上がって待っていたウェズレイに長いパスが出ると、一気にこれを持って上がり、相手DFを見てゴール前に居た原にパスを出すが、これを原がトラップミスしてしまい、惜しくも追加点を得ることは出来なかった。
36分、相手陣内でDFと競り合った中村からこぼれ出たボールをウェズレイが遠い位置ながら思いっきりシュートを蹴っていったが、これは惜しくもバーの上に。
38分、マリノス・木島にゴール正面からシュートを打たれるが、前で反応した海本が足でこれを阻止する。1点入ってもおかしくない場面だけにいい守備だった。
40分、右サイドの中村からのゴール前に出たボールに原が走りながらあわせにゆくが、わずかにタイミングが合わず、ボールは流れてしまい押し込むことは出来なかった。
43分、またも右サイドを上がった中村から折り返したボールがゴール前に出ると、これに詰めたウェズレイがシュート。しかし、やや遠い位置からのシュートのためかボールが浮いてしまい、バーの上を抜けて行ってしまった。
【得点】44分、ゴール前での不用意なプレーでボールを奪われそのまま決められてしまう。
この回は、前半はグランパスが貫禄を見せ2得点を決めるが、途中から動きが落ちてきてしまい、そこをつかれマリノスにも2点を奪い返されてしまうという、試合が大きく動いた展開だった。


■45分:3本目
<交代メンバー>
名古屋:澤田・石川・吉本・藤田・山口・鄭・原田・秦・吉村・中村・原

1本目とうってかわって、大きく試合内容が動いた2本目。熊本キャンプの総決算とも言える今日の横浜Fマリノスとの練習試合も残り45分。今年を占う意味でも、この試合内容如何でいろんな事が見えてくるはず。納得できる内容で終えてほしいところだ。

今回は両チームとも大きくメンバーを入れ替えて望んできた。グランパスは右から左への攻撃だ。変わったばかりと言うこともありここまでは両チームともしっかりと形を作っての攻撃が見られず簡単に仕掛けている場面が目立っている。
9分、秦が左サイドで、競り合いから抜けてきた山口にボールを出そうとするが、これは相手選手に阻まれてしまう。抜ければ相手のDFの数も少なくチャンスを作れた場面だっただけに惜しまれる。
11分、マリノス・森が右から抜け出そうとしたところを倒してしまいFKを与えるが、ゴール前に蹴ってきたボールは難なくクリアに逃れる。
13分、石川が上がりながら右から速いクロスを入れてくるが、これは合わせる選手が間に合わず、相手にクリアされてしまった。
15分、マリノス・石川に右サイドを突破されそうになるが、何とかCKに逃れる。マリノスのサイドを使った積極的な攻撃は目立っている。
16分、名古屋メンバー交代:原→岡山。
20分、藤田が左サイドで秦とのワンツーから抜けようとするが、相手DFに寄せられた秦がボールをうまく受けられず、ボールはラインを割ってしまう。
両チームの選手とも相手選手のポジションを気にしすぎてか、ボールへの出足が今ひとつのようで、奪われるシーンが目立っている。もう少し積極的にスペースを使っての速い展開がほしいところか。
26分、吉村が相手選手と競り合いながらも抜け出してペナルティ内へ侵入しようと試みるが、味方のフォローが無く、最後は相手にボールを奪われてしまう。
29分、岡山が中央から左に抜けたボールに走り込みそのまま持ってゆくと、左サイドから、右足のアウトに掛けたボールでゴール前に折り返してゆくが、相手DFにぴったり寄せられた秦はこれに合わせることが出来なかった。
31分、名古屋メンバー交代:岡山→滝澤
33分、ゴール前での競り合いからのこぼれ玉をシュートされるが、ここはGK澤田がきっちりと反応してこのボールを押さえる。
36分、マリノス・森からのボールを、受けた石川がゴール前に放り込んでくるが、ここは相手FWをしっかりとマークしていたため、合わせられることは無くボールは直接澤田がキャッチする。中盤から終盤に掛けてのこの時間帯はボールは持つものの最後での詰めというか、工夫が足りないと言うか、ゴール前にゆく途中で奪われてしまい相手ボールになってしまう状況が目立っている。しかし中盤でのボールの奪い合いでは、吉村が目立った動きをしており、相手の攻撃を未然にしのいでいる場面が見受けられる。
41分、相手陣内ゴールやや左の位置からのFK。遠いサイドの中村の頭に合わせて蹴ってゆくが、相手DFの高い打点に阻まれ、思うように合わせることが出来なかった。この後は、両チームとも目立った攻撃展開を見せることなく、45分間無得点のまま終了。

試合後、ベルデニック監督は個々の選手を呼び、今日の試合での反省点など修正すべき点や良かったプレーなどについて早速指導していた。
 
今回のキャンプ期間中、何度か練習試合を行ったグランパスエイトだが、怪我にも悩まされて、思ったようなメンバーでの内容を見られなかっただけに、今日の3本はそれぞれのポジションの選手を把握しながらの最後の仕上げの意味では、一番いい内容であったような気がする。
はたして、22日(金:19時〜・豊田スタジアム)に行われる、ガンバ大阪とのプレシーズンマッチではどんな内容を見せてくれるのか楽しみだ。

試合終了後、この日怪我で出ることが出来なかった森山選手・ウリダ選手・マルセロ選手等もマスコミのインタビューにはしっかりと応えていた。懐かしい浅野元選手の顔も伺うことが出来た。