ホームタウン活動: 2010年6月の記事

「名古屋市 ぜん息予防サッカー教室」に長谷川選手・花井選手が参加

6月13日(日)、瑞穂陸上競技場で『名古屋市 ぜん息予防サッカー教室』(主催:名古屋市環境局公害保健課、協力:(株)名古屋グランパスエイト)が行われ、ぜん息の症状があった中高生と小学5・6年生(45名)が参加し、サッカーを通じて運動誘発性ぜん息の予防のための知識や自己管理方法などを学びました。このサッカー教室には名古屋グランパスの長谷川徹選手と花井聖選手、育成普及部のコーチ4名(磯村コーチ・下河コーチ・広野コーチ・渡邉コーチ)も参加し、体調管理や体力向上を目的としたトレーニングを指導しました。

yk100613_zensokuyobou.jpgサッカー教室は講義とトレーニングの二部に分けて行われ、先ずは屋内で藤田保健衛生大学病院小児科の犬尾千聡先生がぜん息予防の講義を行いました。ぜん息は年齢を重ねるにつれて症状は徐々に軽減されますが、管理を怠ると成人に至っても症状が続くと考えられています。参加者45名は、自己管理の大切さとより高いレベルでサッカーを楽しむために必要な事を学びました。

また、世界の舞台で活躍する一流スポーツ選手の中にも、子どもの頃からぜん息の症状がある人もいるそうです。例えば、試合中にスプレーで治療を続けているサッカー選手がいたり、オリンピック選手の中にもぜん息の症状が見られた選手は全体の数パーセント存在し、その中でメダルを獲得出来た割合も同じだったというデータもあるそうです。ぜん息の症状があっても適切な治療を行えば、高い運動能力が発揮出来ることから、講義では子ども達にも分かりやすい説明で運動誘発発作の予防と自己管理の大切さが伝えられました。

講義の最後には名古屋グランパスの2選手から子ども達へ、励ましのメッセージが贈られました。

【長谷川徹選手】
「僕はケガをして練習も試合も出来ない時が一番辛かったです。でも、例えば腕を負傷したらその期間は足の筋力を鍛えて、復帰した時に何かプラスになっているように考え、辛い時期を乗り越えます。僕は両親や友達など、周りの人達に支えられてきました。みんなも、支えてくれる周囲の人達へ感謝する気持ちを常に持ってほしいです。そしてやはり、グランパスの試合を見に来てください。勇気をもらえます。僕は小さい頃にストイコビッチ監督のすごいプレーを見て、勇気をもらいました。僕達は子どもに夢を与える事が仕事なので頑張りますから、ぜひスタジアムへ足を運んでください。」

【花井聖選手】
「乳幼児の頃にぜん息の症状があったようで、埃が立たないようにするため、絨毯を敷くのではなくフローリングで生活するように両親が気遣ってくれました。みなさんも大変に思う事があると思いますが、頑張って克服し乗り越えてください。僕も試合で活躍できるよう頑張りますので、スタジアムへ試合を見に来てください。」

ぜん息予防サッカー教室の後半は体調管理や体力向上を目的としたトレーニングをし、最後には瑞穂陸上競技場のピッチでミニゲームを行いました。名古屋市環境局公害保健課長の古田弘英さんは、「"ぜん息の症状があるから"と悲観的な気持ちになり、やりたい事を諦めてしまうのではなく、ぜん息と上手に向き合って好きなスポーツでより上のレベルを目指してほしいですね。」と、温かな目で子ども達を見守っていました。

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