2010Jリーグヤマザキナビスコカップ予選第3節:名古屋グランパスvs大宮アルディージャ

最終更新日時

2010/05/23 12:41

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名古屋市瑞穂陸上競技場 5/22(土) 19:30キックオフ

試合前

6基の照明灯とメインスタンド屋根前部に、明かりが灯された名古屋市瑞穂陸上競技場。W杯開催によるリーグ戦中断を迎えた国内リーグだが、もうひとつの頂点を目指しての熱い戦いが行われる。

ここから5試合のグランパス、そのW杯出場のため日本代表として楢崎、玉田、闘莉王が、そしてオーストラリア代表としてケネディの合計4選手が欠場することとなる。しかし、代わって出場の機会を得る、これまで出場のチャンスが少なかった若手選手の活躍とチーム力の底上げに期待したい。

今日のゲームでは公式戦初先発となる橋本が3トップの一角に、そして昨年途中から練習試合やサテライトリーグで試されてきたセンターバックの位置で花井の出場が決まった。明治大学時代から強化指定選手としてプロの試合に出場、さらには大学4年生時には天皇杯で大学生チームながら、J1清水エスパルスをあと一歩のところまで苦しめたチームの原動力となった橋本。日頃のトレーニングでも特にボールを持ってからの仕掛け、判断の素早さなど非凡な才能を見せているだけに、このチャンスでしっかり結果を出してアピールし、夏に再開されるリーグ戦では定位置を掴んで欲しい。

そして高いテクニッックを活かして、最終ラインからのビルドアップと組み立てが期待される花井。センターバックとして体の線の細さは否めないが、本人も個々の強さよりもゾーンでも守備が求められるチーム戦術の中である程度を掴んでいるようで、これまでに見たことの無い"新しい"センターバックの登場に期待したい。

試合前のピッチでウォーミングアップを行う選手達。先発出場となる上記2選手はもちろん、田口&久場といった沖縄コンビもベンチ入りし、この大会での出場チャンスを伺い、高いモチベーションを保っているようだ。心配された雲も去り、涼しい風も吹きはじめた瑞穂。試合はこのあと19時30分キックオフ、通常より30分遅いスケジュールだが、まずは2010年のナビスコカップ初勝利に期待したい。

前半

スタジアムDJによる両チーム選手の紹介が終わり、試合前の緊張感が漂うスタジアム。真っ赤に染めるサポーターズシートから、名古屋サポーターのアンセムと手拍子が溢れる中、22人の選手達がピッチへと姿を現した。

今日の名古屋、ゴールキーパーは西村。ディフェンスラインは右から竹内、千代反田、花井、阿部の4人。キャプテンマークを巻いた中村、そしてダニルソン、ブルザノビッチの3人が中盤を構成し金崎、巻、橋本の3トップによる4-3-3で試合がスタートする。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った名古屋に対し、大宮ボールでキックオフ。

1分、相手陣内でのパス回しに阿部がインターセプトを試みるが、跳ね返ったボールはそのまま相手キーパーへと渡る。
3分、ディフェンスライン花井から右サイドの金崎へロングボールを上げるが、これは相手ディフェンスに当たり跳ね返される。
4分、ラファエルとのワンツーパスで大宮・金久保がエリア内へと狙うが、千代反田がコースを読み、ボールをカット。
5分、大宮陣内中央でボールを持ったブルザノビッチ。右を大きく上がる竹内の前へパスを狙うが、追い付くことができず、ボールはタッチラインを割る。
6分、西村からのロングキック。これを前線の巻が胸で落とし、ブルザノビッチから右の金崎へ。ここから金崎がロングシュートを狙うが、ボールはクロスバーを越える。
7分、中盤からの縦パスに大宮・ラファエルがディフェンスラインの突破を狙うが、花井がランニングコースを塞ぎ、ボールはゴールラインを割る。
9分、左を上がった阿部からの縦パスに巻がエリア内への侵入を狙うが、相手ディフェンスにコースを塞がれ、ボールはクリアされる。
10分、中盤からの縦パスに抜け出した大宮・金久保に左足で強烈なシュートを放たれるが、これは枠の左へと外れる。
11分、右サイドで金崎とのパス交換から、竹内が前線へのオーバーラップを狙うが、相手ディフェンスに体を合わせられ、ボールはタッチラインを割る。
13分、金崎からのサイトチェンジを左で受けた橋本。ブルザノビッチ、阿部と絡み、中央へと持ち込んでいくが、最後のところでボールコントロールが上手く行かず、ボールを奪われてしまう。
14分、巻へと当てる楔のパスから、橋本が右足でミドルシュートを狙うが、これは相手キーパーの正面を突き、ボールはキャッチされる。
15分、大宮左からの攻撃。大宮・石原からのクロスはフォワードの位置でオフサイドの判定、名古屋ボールとなる。

両チームとも代表選手の不在もあり、リーグ戦から数人メンバーを入れ替えた今日の試合。ここまでは共に様子見と確認といった状況なのか、静かな立ち上がりとなった。

16分、大宮ゴール前でボールを回す名古屋。中央でボールを受けたブルザノビッチからの浮き球に、巻が抜け出そうとするが、このボールは相手キーパーにキャッチされてしまう。
18分、右サイドでボールを持った竹内からのアーリークロス。これに巻が頭から飛び込むが、ボールは相手ディフェンスにクリアされコーナーキックとなる。
19分、名古屋左からのコーナーキック。金崎が右足で蹴ったボールに数人の選手が飛び込むが、ボールはクリアされ、逆サイドからのコーナーキックとなる。
20分、名古屋右からのコーナーキック。ここでも金崎が蹴ったボールに、巻がファーサイドから走り込んでヘディングシュート。しかし、これは相手キーパー正面を突き、キャッチされてしまう。
21分、ブルザノビッチ、金崎、巻と高い位置でボールを回し、大宮ペナルティエリアへの侵入を狙うが、巻へのスルーパスはクリアされてしまう。
22分、左でボールを持った橋本から、大宮ゴール前へ浮き球のパスが出る。これを金崎が絶妙なトラップでコントロールするが、シュートへは持ち込めずクリアされてしまう。
23分、左でボールを持った橋本から、ゴール前へ低く速いクロス。これを中村がコントロールし、そのボールに詰めたブルザノビッチがミドルシュートを狙うが、これも相手キーパーに正面でキャッチされてしまう。
25分、高い位置で巻が落としたボールを、金崎がダイレクトで左サイドへと展開。このボールに対し、橋本がトップスピードで走り込みトラップするが、ボールが長く、相手キーパーにキャッチされてしまう。
26分、左サイドでボールを受けた橋本。シザースフェイントで相手ディフェンス2人を引きつけ、フォローにきた阿部へとボールを戻すと、ここからアーリークロス。これに逆サイドの竹内がボレーを狙うが、僅かにボールへは届かず、ゴールラインを割ってしまう。
28分、大宮・青木からの浮き球に大宮・ドゥドゥが抜け出そうとするが、西村が前へ出てボールをキャッチ。
29分、大宮陣内右寄り約35mの位置で金崎が倒され、フリーキック。これを金崎自身が大宮ゴール前へと蹴り、巻が飛び込むが、ボールは相手ディフェンスにクリアされてしまう。
29分、中盤でダニルソンがボールをカット。中村、右サイドの金崎へとボールを繋ぎ、右からのクロスを巻が相手エリア内でトラップし、右足でボレーシュートを放つが、これは枠の右へと外れてしまう。

15分過ぎからは名古屋が3トップの両ウィングに位置する橋本、金崎へとダイナミックにボールを繋ぎ、大宮ゴールへと迫るシーンが増えている。若いチームでの戦い、前半のうちに先取点が欲しい。

31分、大宮ディフェンスラインからのロングボール。これを花井がヘディングでバックパス。これがキーパーの西村と合わず一瞬ひやりとするが、体勢を立て直した花井がボールを拾い、クリアする。
33分、ブルザノビッチから左でボールを持った橋本。中央へのドリブルからのクロスに、逆サイドを上がった金崎が反応するが、シュートまでは持ち込めず、ボールを奪われてしまう。
35分、大宮左からのコーナーキック。名古屋ゴール前へのボールを大宮・坪内に頭で合わせられるが、これはクロスバーを越える。
37分、大宮・ラファエルのドリブルから、左でボールを受けた大宮・金久保に右足でのミドルシュートを打たれるが、反応良く左へと飛んだ西村がボールを抑える。

【失点】
38分、中盤でボールを奪った大宮。青木からの縦パスに大宮・金澤が抜け出し、右足でゴールを決められてしまう。
40分、中盤から後ろでボールを回す名古屋。千代反田から縦へのボールは、相手キーパーに抑えられる。
41分、大宮ゴール前でボールを奪われた名古屋。そこから大宮に右サイドを上がられ、中央への折り返しから大宮・ドゥドゥにミドルシュートを放たれる。しかし、これは右のポストを叩き、跳ね返る。

【失点】
43分、大宮右からのコーナーキック。このボールをゴール前で大宮・ラファエルに頭で合わせられ、追加点を決められてしまう。

【失点】
45分、左サイドから仕掛ける大宮。大宮・金久保から中央への折り返しを、少し下がった位置から走り込んだ大宮・ラファエルに受けられ、ゴールを決められてしまう。
(ロスタイム表示:1分)

ロスタイム1、右からのサイドチェンジを受けた阿部、ブルザノビッチ、橋本と回し、左からの仕掛けを狙うが、ボールをタッチラインへとクリアされる。

そして、ここで前半終了。

両サイドを使い、ペースを掴みかけた名古屋だったが、中盤でのミスから大宮に先制ゴールを許すと、その後はセットプレーとゴール前でのマークミスから失点を重ね0-3という苦しいスコアで前半を終えた。

後半

名古屋1、2人目選手交代:竹内、ブルザノビッチ→増川、小川
3点を追う後半、ストイコビッチ監督はここで花井を前線へ、さらに小川を右サイドバックへと入れ4-2-3-1のようなシステムへと変更し反撃を狙う。

後半、右にエンドを変えた名古屋ボールでキックオフ。

2分、相手エリア手前で花井からのボールを受けた橋本。縦へのドリブルを狙い、コーナーキックを得る。名古屋左からのコーナーキック。金崎が蹴ったボールは、大宮ゴール前でディフェンスにクリアされる。
4分、金崎とのワンツーパスで、左から阿部が相手ペナルティエリアへ侵入。その阿部からのボールを受けた橋本が右へとボールを浮かせるが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
5分、相手ゴールライン際右からのフリーキック。花井が蹴ったボールは相手ディフェンスに当たり、コーナーキックとなる。名古屋右からのコーナーキック。花井が右足でカーブをかけて蹴ったボールは、相手ディフェンスにクリアされる。
6分、大宮ゴール前で巻が戻したボールを、花井が左足でシュート。相手キーパーのタイミングを狂わせたシュートだったが、クロスバーに嫌われてしまう。
7分、大宮ゴール前正面、約30mの位置で巻が倒され、フリーキックを得る。
8分、このフリーキック、ダニルソンが左足の強烈なシュートで直接狙うと、相手キーパーが弾いたボールに橋本が詰めるが、このシュートも相手ディフェンスに当たりクリアされてしまう。
10分、大宮陣内ハーフライン付近で、巻が倒され、フリーキック。ここから素早いリスタートで、左を上がる小川へとロングボールを狙うが、ボールは相手ディフェンスにクリアされてしまう。
12分、名古屋ゴール前左サイドで激しい当たりから、増川が大宮・金澤を倒し、フリーキックを与える。
13分、名古屋ゴール前右45度、30m弱の位置から大宮のフリーキック。これを大宮・ドゥドゥが左足で直接狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
14分、大宮陣内左よりで巻が倒されフリーキックを得る。これを阿部が大宮ゴール前へと蹴り、増川が飛び込むが、ボールには届かずゴールラインを割ってしまう。
15分、ディフェンスラインでボールを回す名古屋。阿部から縦へのパスに花井が抜け出そうとするが、これは相手キーパーに先に抑えられてしまう。

メンバー、システムを変更し、ペースを掴んでいる名古屋。チーム力の底上げの為にも、活躍が期待される若手選手達に対し、サポーターも集中を切らさず応援が続く。

18分、阿部から左へポジションを変更していた金崎へ縦パスを狙うが、僅かにタッチラインを割ってしまう。

19分、大宮1人目交代:金久保→橋本

20分、大宮中盤のパスをダニルソンがカット。ここから阿部、金崎と回し、前線へ走り込むダニルソンへ。このダニルソンのドリブルからコーナーキックを得る。名古屋左からのコーナーキック。金崎が右足で蹴ったボールを、ゴール前で相手ディフェンスと交錯しながら巻が頭で合わせるが、ボールは枠の左へと外れる。
22分、大宮ディフェンスラインからの縦パスを、ダニルソンが頭でカット。さらに、こぼれ球を花井がヘディングで前線へと送るが、オフサイドのポジションにいた巻は反応出来ず、ボールはクリアされてしまう。
24分、左サイドで金崎、阿部と繋いで突破を狙うが、ボールをカットされる。すると、ここから大宮がカウンターを狙うが、戻った中村がファールでこれを止める。
25分、右サイド高い位置でボールを受けた小川から中央のダニルソンへ、さらにダニルソンから縦へと抜ける花井へスルーパスを狙うが、ボールはカットされる。
26分、大宮・青木に中央のドリブルからミドルシュートを狙われるが、これはクロスバーを大きく越える。
28分、阿部に当たりボールを得た名古屋。金崎、さらに戻したボールを阿部から、右サイドの小川へと大きなサイドチェンジを狙うが、僅かにタッチラインを割ってしまう。
名古屋3人目交代:花井→杉本

29分、阿部からの縦パスに左サイドを抜けた金崎。右足へ持ち替えてのシュートは相手ディフェンスに当たり、跳ね返されてしまう。
30分、名古屋左からのコーナーキック。橋本が蹴ったボールを、ファーサイドへ上がった千代反田が頭で合わせようとするが、ボールが高くシュートまでは持ち込めなかった。

依然として3点を追う名古屋。これから5試合連戦の続くナビスコカップ。勢いを取り戻す為にも、なんとしてもゴールが欲しい。

32分、ドリブルで中央へと持ち上がった阿部。巻への楔のパスから折り返しを左足で狙うが、相手ディフェンスに当たり、枠の右へと外れる。
33分、名古屋右からのコーナーキック。一旦弾かれたボールを再度拾い、後方からのパスを増川が落とし、橋本が右足で狙うが、これはクロスバーを越える。
35分、大宮陣内深い位置、左で橋本がドリブルを倒され、フリーキックを得る。これを橋本自身が右足で大宮ゴール前へ上げるが、ボールはニアサイドで大宮・ラファエルにクリアされる。
36分、名古屋中盤でのパスが乱れ、ライン際でバランスを崩しながら中村がボールを止めるが、これを大宮・ラファエルに奪われる。ここからのカウンターで一気に名古屋ゴール前へ4人がなだれ込むが、左からのシュートはクロスバーを大きく越える。
37分、名古屋右からのコーナーキック。金崎からのボールにゴール前で増川が飛び込むが、上手くヒットする事は出来ず、ボールはクリアされる。
38分、名古屋ゴール前で橋本が相手ボールをカット。ここから約40m左へ流れながらドリブルで上がり、杉本へ当てたパスからの跳ね返りをゴール前の巻へと狙うが、ここでラインを上げた大宮ディフェンスにオフサイドを取られる。

39分、大宮2人目交代:石原→市川

41分、左からカウンターを仕掛ける大宮。名古屋陣内半分くらいからのアーリークロスを、右から上がったラファエルにダイレクトボレーで合わせられるが、これは枠の右へと外れる。
42分、大宮陣内左でダニルソンが倒され、フリーキックを得る。素早いリスタートで相手ペナルティエリア手前の金崎へと繋ぐが、振り向いてのプレーで相手を倒し、逆にファールを取られてしまう。

【得点】
43分、左の阿部から金崎へとパス。ここから金崎が大宮ゴール前中央へと持ち込み、相手ディフェンス2人を引きつけたところで、右をフリーで上がる杉本へスルーパス。このボールを受けた杉本が右足で豪快に蹴り込み、この時間帯で名古屋がゴールを決めた。

44分、大宮3人目交代:ドゥドゥ→藤田

45分、阿部からの縦パスに金崎が左を抜け、中央へと折り返すが、これは相手ディフェンスに弾かれてしまう。
(ロスタイム表示:4分)

ロスタイム1、名古屋左からのコーナーキック。ショートコーナーで繋ぎ、阿部が放り込むが、相手ディフェンスがクリア。さらに拾った名古屋がエリア内左へ抜ける橋本へと繋ぎ、ゴール前中央へと折り返す。しかし、ボールが強く、そのまま逆サイドへと流れてしまう。
ロスタイム2、中盤でのルーズボールを中村がダイレクトで左へ。これに対し橋本が追うが、足がつってしまい、相手ディフェンスにクリアされる。
ロスタイム3、金崎、阿部の2人で左サイドから強引な突破を狙うが、ボールはクリアされる。
ロスタイム4、阿部からのパスを前線へ上がっていた増川が頭で前へと流すが、このボールには味方が反応できず、クリアされてしまう。

そしてここで試合終了。

3点を追う後半、システム変更や相手ゴール前へ攻める姿勢でペースは掴んだが終了間際、杉本が挙げた1ゴールのみ。前半の失点が響いた結果となってしまった。


試合終了後記者会見

100522_sto.jpg今日は全体的には良いプレーは出きていたと思いますが、このような敗戦ではコメントは難しいです。1失点目するまでは良かっただけに、ハーフタイムを迎えて、0-3で負けていることは信じらませんでしたし、とてもショックを感じました。前半の終わりのところでやられてしまいガッカリしていますが、選手達のキャパシティ、可能性を見る事が出来ましたので、それは良い機会だったと思います。

Q.楢崎や闘莉王等、代表選手がいない中でのチームのキャパシティは、大宮相手に1-3で負けると言う事でしょうか?

代表選手が居ない中では、チームは同じではありませんでした。確かに結果は予想とはかけ離れてしまいましたし、両チームともに頑張っていたと思いますが、私の期待に応えることができる選手はあまりいませんでした。ただ今後に向け、私の頭の中はクリアになったことは確かです。

Q.自分たちのミスからの3失点でしたが?

短時間でやられてしまったのは集中力の欠如・技術的なミスが起こってやられたのかもしれません。私は戦術についての指示は出来ますが、技術面は直すことが出来ません。選手達にはあのミスから学んで、今後に繋げて欲しいと思います。もう二度と見たくないことは彼らも分かっているはずですので、選手達には責任を持ったプレーを見せて欲しいと思います。技術的なミスはゲームの一部だとは思いますが、個々のプレーヤーには責任を持ったプレーをして欲しいと思います。

私は戦術的なことについては答えを出すことは出来ますが、技術的なミスについてはゲームの中で起こりえることですし、それは個人の責任だと思っています。

Q.今後も普段あまり出番のない選手達に、ナビスコ杯でチャンスを与えるのでしょうか?

もちろん彼らにはチャンスを与えるつもりですし、色んな選手のキャパシティや能力、クオリティは見たいと思っています。そして、彼らにはそのチャンスを使ってサポーターや我々の前でそれを見せて欲しいと思います。

若い選手たちにとってリーグ戦ではなかなか出場の機会を得ることは難しいだけに、この大会でそのクオリティを見せて欲しいと思います。例えば、敗戦はしてしまいましたが、今日の花井は良かったと思います。

Q.花井選手は、前半はDFでしたが、後半は前に上がりました。彼はどう使うのが良いと思われますか?

私もそれを探すため、彼には色んなポジションを与えています。今日は千代反田とCBを組ませましたが、良いプレーもありました。ただ、前半で0-3となってしまったので、得点を狙うため彼を前に上げました。ポストに当たる惜しいシュートチャンスもあったと思います。

彼以外にも色んな選手にチャンスを与えたいと思います。毎日のトレーニングの中、選手達のクオリティは分かっているだけに、現実の試合の中で見てみたい部分はあります。ただ、出る選手は責任を持ったプレー・クオリティを見せて欲しいと思います。

私が心配しているのは短い中で3失点してしまったことです。名古屋はどんなチーム相手でもしっかりと戦わなければなりませんが、あの時は集中力を無くしてしまい、簡単に失点してしまいました。これは冗談の試合では無く、現実の試合ですので、応援してくれるサポーターにとっても良くないことです。ただし、これは悲劇ではなく、選手達にどうして負けたのかをしっかりと学んで欲しいと思います。今日は次に向けての明確な絵が私に浮かんだという意味では良い機会でした。