2010J1リーグ第10節:浦和レッズvs名古屋グランパス

最終更新日時

2010/05/06 11:57

AWAY GAME

2010J1リーグ第10節 5/5(水) 14:04

試合前

真っ青な空が上空に広がる埼玉スタジアム2002。2010J1第10節、グランパスはアウェイ埼玉へ乗り込み、浦和レッズとの一戦を行う。

ゴールデンウィーク最終日、上位同士の対決と言う事もあり、今日はほぼ満員、6万人近くの観衆が予想される。前節山形戦では、終了間際、パワープレーのため前線へ上がった闘莉王の決勝ゴールによる劇的な勝利を飾ったグランパス。依然として首位清水エスパルスとの勝ち点3は2のままだが、リーグ戦序盤から中盤にかかるこの時期、勝ち点を1つでも多く獲得し上位グループで戦い続ける事が重要となる。

午後1時20分、ウォーミングアップを行うため、グランパスの選手達がピッチへと姿を現す。すると、満員の浦和レッズサポーターからは、耳をつんざくようなブーイングが送られた。しかしながら、どの選手もこのブーイングを楽しみにしていた思いもあるのか、ブーイングを受ければ受けるほど力がみなぎっていることが、表情にも表れている。

スタジアム内でのビジョンで両チームの選手紹介が行われ、先にアウェイチーム、グランパスのスターティングメンバー11人とサブのメンバーがスタジアムDJによってコールされる。昨年、このスタジアムでゴールを決めた玉田、ケネディ両選手へのブーイングはもちろん、その昨年まで浦和レッズに所属した三都主の紹介時には、ひと際大きなブーイングが響いた。前日のトレーニング後、浦和レッズサポーターに対し過去への感謝を述べつつも、名古屋グランパスの選手として今日の試合での貢献を口にした三都主のプレーにも注目したい。アウェイにも関わらずスタジアム内の一角を約2500人で占めるグランパスサポーターのコールも、選手達の後押しとなってくれるはずだ。

試合はこの後、14時キックオフ。上位チーム同士の直接対決、グランパスにとてっては負けられない重要な一戦となるが、昨年を思い出させる様な快勝劇に期待したい。

前半

両チームの選手紹介も終わり、一瞬の静寂が訪れたスタジアム。浦和サポーターによる地鳴りの様な試合前のハミングが始まり、負けじと名古屋も、自分達のコールで応戦。試合に向け一気にボルテージの上がった中、両チームの選手達がピッチへと姿を現した。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎、ディフェンスラインは右から田中、千代反田、増川、阿部の4人。中村、三都主、ブルザノビッチの3人で中盤を構成し、ケネディを中央に、その両サイドに玉田、小川が張る4-3-3のシステムで試合を始める。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った名古屋に対し、浦和ボールでキックオフ。

1分、相手陣内左、ブルザノビッチとのワンツーで、ディフェンスラインの裏を取った小川。中央へグラウンダーのパスを送るが、相手ディフェンスがクリア。
2分、浦和右からのコーナーキックは、名古屋ゴール前で誰も触る事が出来ず、そのままラインを割る。
3分、今度は阿部からの縦パスで、裏へ抜けた小川が中央へクロスを狙う。しかし、これは相手ディフェンスに当たりコーナーキックとなる。名古屋左からのコーナーキック。三都主が左足で上げたボールに、ケネディが倒れ込みながらヘディングで合わせるが、これは相手キーパー正面を突き、弾かれてしまう。
4分、名古屋右からのコーナーキック。これをファーサイドに流れたところからケネディが足で合わせるが、またも相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに。名古屋左からのコーナーキック、小川が右足で蹴ったボールは風に乗り、そのままファーサイドのゴールラインを割る。
5分、相手陣内で阿部がパスカット。ケネディに当ててのワンツーは、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックとなる。
6分、名古屋左からのコーナーキック。三都主が蹴った低く速いボールは、そのまま浦和ゴール前をすり抜けてしまう。
7分、右サイドで浦和・エジミウソンとのワンツーパスから、浦和・平川に抜けられクロスを送られるが、中央にいた阿部が右足でクリア。
8分、ハーフライン付近でボールを受けたブルザノビッチ。しかし、ここでボールの空気抜けに気づき、一旦プレーを止めボールを交換する、珍しいアクシデントが起こった。
9分、相手ディフェンスへのチャージからボールを得た小川。キーパーとの1対1でコースを見極めて狙うが、これは枠の左へと外れてしまう。
10分、相手陣内左でボールを受けた阿部からのアーリークロス。これを小川がバックヘッドでゴールへと狙うが、これは相手キーパーがキャッチ。
11分、浦和中盤からのパスを浦和・柏木が名古屋ペナルティエリア内で受けるが、トラップの際にハンドの判定を取られる。
12分、左でボールを受けた小川。右へと持ち替え、ファーサイドのケネディへ。このボールはケネディを越えてしまうが、後ろから上がって来ていた田中がこれをシュート。しかし、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックとなる。

【得点】
13分、名古屋右からのコーナーキック。三都主が蹴ったボールは相手ディフェンスがクリア。名古屋右からのスローイン。ボールを受けた三都主が左足で、浦和ゴール前へアーリークロス。これをひと際高いケネディがバックヘッドで合わせ、名古屋が先制ゴールを決める。
15分、ブルザノビッチとのパス交換で右を上がった田中。ゴール前の小川へアーリクロスを狙うが、これは相手ディフェンスにクリアされてしまう。

幸先良く、アウェイで先制ゴールを決めた名古屋。得点シーン以外でも、浦和はディフェンスラインでのミスが多く、名古屋としては一気に畳み掛けたい。

16分、名古屋ペナルティエリア内でボールを持った浦和・田中からのパス。これを右角度のない所からポンテがシュートを打つが、これはクロスバーを越える。
17分、阿部から縦への低くて速いパス。これを小川が足でコントロールし、ケネディへ。そのままエリア内へドリブルで持ち込んだケネディが左足でシュートを放つが、これは枠の右へと外れる。
19分、玉田とのワンツーで、田中がエリア侵入を狙うが、これは相手ディフェンスに読まれ、パスをカットされてしまう。
21分、左サイドを抜けた浦和・田中に中を向いて右足でシュートを打たれるが、これは枠の左へと外れる。
22分、サイドバックとの縦へのワンツーで、浦和・ポンテが右を抜けるが、ここはトラップの場面でハンドの判定となる。
23分、浦和・田中のスルーパスにエジミウソンが抜けようとするが、増川が体でコースを塞ぎ、その間に楢崎がボールを抑える。
24分、左サイドからエリア侵入した浦和・宇賀神のシュートは、千代反田が体でブロックし、タッチラインへと弾き出す。
25分、浦和・ポンテのアーリクロスを浦和・田中に頭で合わせられるが、このシュートはクロスバーを越える。
27分、相手陣内左、45m程度の位置でケネディが競り合い、フリーキックを得る。これを三都主から短く繋ぎ、阿部が浦和ゴール前へアーリークロスを狙うが、このボールは相手キーパーがキャッチ。
28分、ハーフライン付近でブルザノビッチがボールを奪われる。ここから浦和・阿部が左サイドへ展開を狙うが、ボールはタッチラインを割る。
29分、浦和・阿部のスルーパスを左で受けた浦和・柏木に右足でシュートを打たれるが、これは楢崎が倒れながら防ぐ。
30分、浦和陣内右、ハーフライン付近でボールを受けた中村。ゴール前ファーサイドのケネディへと狙うが、これはボールが高く、逆サイドへと流れてしまう。

得点以降もチャンスを作った名古屋だが、20分以降からはボール支配で浦和に上回られる。ここは落ち着いて、バランスを取り戻したい。

32分、浦和・右からのボールが右サイドバック田中の裏へと通る。これを拾った浦和・柏木にシュートまで持ち込まれるが、クロスバーを大きく越える。
33分、先のヘディングシュートの際に、増川との接触で頭を打った浦和・田中。一旦はピッチに戻っていたが、ここでその場に座り込み、試合が止められる。
34分、浦和1人目交代:田中→原口

35分、名古屋ゴール前でボールを持った浦和・細貝のスルーパス。これに浦和・原口が抜け出そうとするが、千代反田がしっかり対応、ボールをクリア。
36分、低い位置でボールを回す名古屋。右サイド田中の位置で相手のプレスを受け、ボールを失いかけるが、すぐに体勢を取り戻した田中がボールをサイドへと蹴り出す。
37分、相手陣内左でボールを受けた三都主からのアーリクロス。これをケネディが頭で狙うが、相手キーパーが先にキャッチ。
38分、自陣でボールを奪ったブルザノビッチが約50mドリブルで持ち上がり、左の小川へ。これをエリア内で、小川が右足へと持ち替えシュートを放つが、相手ディフェンスに当たり、跳ね返されてしまう。
40分、ディフェンスラインでボールを回す浦和・山田に、ケネディがディフェンスを仕掛ける。すると、焦った山田のパスがケネディに当たり、ゴール方向へと転がるが、ケネディがコントロールする前に、ボールはクリアされてしまう。
41分、左サイドバック阿部の裏へのボールは、楢崎が飛び出し、滑りながら左足でタッチラインへと蹴り出す。
42分、右でボールを受けた浦和・ポンテのゴール前へのクロスは、増川が頭でクリア。
43分浦和・ポンテのゴール前正面からのシュートは、三都主がスライディングしながら出した足で弾き返す。
44分、カウンターから攻め上がる名古屋。左サイドを小川が上がり、中央への折り返しからブルザノビッチがミドルシュートを狙うが、これはクロスバーを越える。
45分、左サイド高い位置でトリッキーなトラップから、相手ディフェンスの裏へ抜けた三都主。そこから左足でゴール前のケネディへ速いクロスを送るが、これは相手ディフェンスに頭でクリアされてしまう。
(ロスタイム表示:2分)

ロスタイム1、名古屋ゴール前で浦和・柏木からのスルーパス。これに抜け出した浦和・エジミウソンに、エリア内右から強烈なシュートを打たれる。これは枠を捉えていたかのように見えたが、逆方向への難しいジャンプで楢崎がこれをキャッチ。
ロスタイム2、ハーフライン近くへ上がったディフェンスでボールを回す名古屋。阿部が前線へと大きく蹴ったところで前半終了。

開始早々、ケネディのヘディングゴールで先制点を決めた名古屋だが、20分過ぎからはセカンドボールを浦和に拾われるシーンが目立ち、チャンスをあまり作る事ができなかった。しかし、ホームの声援を背にする浦和の攻撃には耐え、1-0で前半を終えた。

後半

エンドを変えた後半、名古屋ボールでキックオフ。
名古屋1人目交代:玉田→吉村

2分、左サイドでボールを持った小川からのクロス。これにケネディがファーサイドから飛び込むが、前に入った相手ディフェンスにクリアされてしまう。

【失点】
3分、左サイドから攻める浦和。名古屋ペナルティエリア内へ持ち込んだ浦和・原口がボールを戻すと、これを浦和・柏木にミドルで決められ、この時間に同点とされてしまう。
4分、左サイドを上がった浦和・細貝のクロスは、そのままゴールラインを割る。
5分、相手陣内左タッチライン際でケネディが倒され、フリーキックを得る。これを三都主が左足で浦和ゴール前へ蹴ると、ケネディがヘディングで狙うが、相手キーパーと交錯しボールはキャッチされる。
7分、名古屋ゴール前でボールを回す浦和。右への展開から浦和・平川がクロスを狙うが、ここは三都主が体に当ててクリアする。
8分、名古屋陣内右タッチライン際で阿部が浦和・ポンテを倒し、ファールの判定となる。
9分、浦和・柏木からのアーリクロスに浦和・エジミウソンが飛ぶが、増川が体を合わせシュート体勢を取らせず、ボールは大きく枠を超える。

【失点】
10分、浦和・右からのカウンター。対応した千代反田からボールを奪った浦和・ポンテが、ゴール前へクロス。これをフリーで抜けてきた浦和・原口に決められ、逆転を許す。

11分、名古屋2人目交代:三都主→杉本
1点を追う展開となった名古屋、ストイコビッチ監督はすかさずスピードのある杉本を投入する。

13分、左サイド高い位置でボールを奪った阿部がシュート気味のクロス。これが相手に当たり、こぼれた所を中村がヒールで合わせるが、クリアされてしまう。
14分、名古屋左からのコーナーキック。小川が蹴ったボールに、ケネディがニアサイドへ飛び込むが、これは枠の右へと外れてしまう。
15分、右サイドでボール受けたケネディ。ドリブルで前へと仕掛け、中央への折り返しに、中村と小川が飛び込むが、僅かに合わず、ボールはファーサイドへ流れてしまう。

後半開始15分で2失点を喫し、追う展開となってしまった名古屋。まだ時間はあるだけに、落ち着いて、まずは同点ゴールを決めたい。

16分、名古屋陣内でのこぼれ球を浦和・エジミウソンから右の浦和・ポンテへ繋ぎ、クロスを狙われるが、増川が頭でクリア。
18分、浦和陣内右、高い位置で杉本が倒され、フリーキックを得る。これを小川が右足で蹴るが、ディフェンスに戻った浦和・エジミウソンにクリアされてしまう。
19分、名古屋左からのコーナーキック。ブルザノビッチからのボールにニアサイドで増川、千代反田が、ファーサイドでケネディが狙うが、ボールは外へと抜けてしまう。
20分、左サイドでブルザノビッチが粘り、阿部から吉村へと繋ぐ。タッチライン際の吉村が右足で上げたクロス、これを杉本が狙うが、追い付けず、ボールはゴールラインを割る。
21分、中村からのパスを、小川がダイレクトで縦方向へと変え、ケネディが抜け出そうとするが、相手ディフェンスにクリアされてしまう。

22分、名古屋3人目交代:ブルザノビッチ→巻
ここでスチコビッチ監督は高さのある巻を前線へ投入、ケネディとの杉本の3トップへと変更し、同点ゴールを狙う。

24分、名古屋左で杉本が浦和・阿部を倒し、フリーキックを与える。これを浦和・ポンテが名古屋ゴール前へ上げると、こぼれた所を浦和・細貝にボレーで狙われるが、これは枠の左へ外れる。
25分、右サイドで中村がドリブルを仕掛け、コーナーキックを得る。名古屋右からのコーナーキック。小川が蹴ったボールをファーサイドの千代反田が合わせるが、これは相手キーパー正面を突き、キャッチされてしまう。
27分、浦和陣内右で巻が倒され、フリーキック。ここから左へと細かく繋ぐが、吉村から阿部へのパスを浦和・エジミウソンにカットされ、カウンターを仕掛けられる。絶対絶命のピンチを迎えるが、セットプレーの位置から全力で戻った千代反田が滑り込み、ボールをクリア。危ないシーンだった。
29分、左の小川から浦和ゴール前へクロス。これを巻が相手ディフェンスと競り合うが、ボールはクリアされてしまう。
30分、浦和右からのクロスを、ゴール前で浦和・エジミウソンに合わせられそうになるが、増川がなんとかクリア。ショートコーナーから繋ぐ浦和。中央へと持ち込んだ浦和・ポンテのミドルは、楢崎が抜群の反応を見せ、弾き出す。

依然として1点を追う名古屋。前掛かりになりながらも、自分達のミスから危ないシーンも作られてしまう。この時間帯での3点目は致命傷になりかねないだけに、注意して攻めて欲しい。

32分、名古屋ゴール前での細かな繋ぎから、浦和・エジミウソンにミドルシュートを狙われるが、これは枠の左へと外れる。
33分、浦和陣内右からのフリーキック。田中がゴール前に蹴ったボールを、巻が相手ディフェンスと競り合うが、ここはファールの判定となる。
34分、浦和陣内ハーフライン付近で、中村と浦和・細貝がルーズボールを競り合うが、ここは中村のファールとなる。
35分、名古屋ペナルティエリア内右からドリブルで抜け出した浦和・エジミウソンにシュートを打たれるが、楢崎が足に当て、ボールを弾き出す。
37分、浦和・柏木のクロスがキーパーとディフェンスの間に入り、難しい判断となるが、阿部が頭でクリア。
38分、自陣でボールを拾った巻。前線の杉本へと当て、折り返しでドリブル突破を狙うが、ボールが強く、タッチラインを割ってしまう。
39分、相手陣内ハーフライン付近で、吉村から小川へ縦のパスを狙うが、これは浦和ディフェンスが反応し、ボールはクリアされる。
40分、左サイドで小川が粘って拾ったボールを、後ろの阿部へと繋ぐ。ここから阿部がクロスを上げるが、浦和ディフェンスが頭でクリア。
41分、右サイドを抜けた浦和・ポンテからのクロスは、田中が頭でクリア。
42分、中村からの縦パスを右で巻が競り合い、コーナーキックを得る。
43分、名古屋右からのコーナーキック。小川が蹴ったボールはニアサイドでクリアされる。浦和のカウンターを受けるが、エリア内左へ抜け出した浦和・原口のシュートは力が無く、楢崎がキャッチ。
44分、左を上がった千代反田のクロスは、相手ディフェンスにクリアされる。
浦和2人目交代:柏木→スピラノビッチ

45分、ハーフラインを越えた位置から狙った田中のロングシュートは、相手ディフェンスに当たる。すると、これが浦和・ポンテの前へと転がりカウンターを受けるが、戻ったディフェンスが対応、ボールを奪い返す。
(ロスタイム表示:4分)

ロスタイム1、浦和陣内で名古屋のフリーキック。素早いリスタートから左へ展開、杉本が右足でミドルシュートを狙う。これは枠の内側へと飛ぶが、相手キーパーにクリアされてしまう。
ロスタイム2、左サイドの杉本からのクロス。これをファーサイドでケネディが右足で合わせるが、枠の右へと外れる。
浦和3人目交代:ポンテ→堀之内

ロスタイム3、浦和陣内でボールを奪われた名古屋。ここから浦和・細貝にドリブルでカウンターを仕掛けられるが、田中がファールで倒し、これを止める。
ロスタイム4、自陣の増川から巻へとロングボール。これを巻が頭で相手ペナルティエリア内へと転がすが、キーパーにキャッチされてしまう。
ロスタイム5、名古屋陣内ハーフライン付近で中村が相手を倒し、フリーキックを与える。これを浦和・細貝が前線へと蹴るが、そのままゴールラインを割る。

そしてここで試合終了。

前半、幸先良く先制ゴールを決め、その他にも相手のミスに乗じ、何度かチャンスを迎えた名古屋だったが決められず。後半開始から15分の間の2失点で試合をひっくり返され、アウェイでの敗戦となってしまった。


試合終了後記者会見

100505_sto.jpg今日は良いクオリティを見せるようなゲーム内容だったと思います。良いペースでお互いのゲームが進み、とても魅力的なゲームだったと思います。しかしゲームの中には2つの面がありました。前半は我々グランパスがレッズに教本を与えるような形で1対0で折り返しましたが、後半は逆に我々の足が止まってしまい、前半と後半にはこのような2面がありました。失点はディフェンスのミスで、あのような形で"レッズに勝利を与えてしまった"という印象があります。

Q.前半の途中にシステムを変えられましたが、狙いは?

目的としては、我々の方がゲームを支配したいという意図があったからです。三都主を左に出し、田中隼磨を右に広く張らせました。我々がゲームを支配できたと思いますし、これによってレッズの危険なプレーは無かったと思います。ただ、後半は我々のディフェンスラインがアクティブではありませんでした。能動ではなく受動の方に回ってしまったように感じます。最初のゴールを許してから2点目をすぐに許してしまいました。2点目は"レッズに勝利を与えてしまった"という感じがします。それから状況が完全に変わってしまい、後半は悪いスタートとだったと言えます。ただこれもサッカーであり試合だと思っています。

Q.後半グランパスの運動量が下がりました。"日本の夏"という特殊な環境条件で、良いサッカーをやるためのキーポイントは?

問題は天候ではないと思います。インテリジェンスの問題で、頭を使ったプレーでカバーできます。ピッチに出ている選手や後ろから支えるコーチもですが、頭を使ってやらなければなりません。雨でも雪でも頭を使えばしっかりとできるのではないかと思います。今日は前半は1対0で素晴らしいプレーをしました。それをしっかりと続けてほしかったですね。パスをしっかりと出しサイドチェンジをして2点目を待つこともできたと思います。しかし、我々には今日インテリジェンスがありませんでした。後半の悪いスタートは信じがたいことですね。レッズからのプレッシャーは無かったのですが、このような形になってしまいました。これもサッカーだと思います。天候自体もハードで両チームにとって難しいゲームでしたが、その中で"頭を使う"というのは、ボールを走らせる事です。我々の方では見られなかったですね。ペースが良かったのですが、後半はレッズは動きも良く、やられてしまいました。我々は仙台戦を張りたいと思います。まだ10節ですから、我々はしっかり臨みたいと思います。